2003年
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1月
卍1/7卍
梶原に「ヘルプで歌ってくれ」と頼まれた"狂声"尾石はバンドのサウンドを全く知らずに要請を快諾。
この日、初スタジオリハーサル。
皆で尾石を迎えに行こう、ということになり、その道中の綾戸号の車内。
突然、梶原「このバンド、綾戸君リーダーね」とリーダーを半ば強制的に押し付ける。
尾石を乗せ、スタジオに向かう車中、
梶原は「どんなサウンドなん?」との尾石の質問に「ああ、ジュディマリみたいな感じです」と嘯き、
「バンド名は?」との質問には「リーダーの綾戸君が決めます」
(バンドの顔であるヴォーカルが違うのだから、SMJという名前は使わない。そう決めていた。)
…この時の冗談がエスカレートし、本当に「名前はBe-1の人に伝えといて。
他の3人はライブ当日、Be-1の表の看板を見て初めてバンド名を知る、って面白いよね」という事になった。
この日、尾石は初めてバンドの曲を聴いて「これが俺の求めていたサウンドだ!」と興奮。
リハの後、「このバンドに加入させろ」と他のメンバーに詰め寄った。
「絶対たった1回で終わらせてやるもんか、と思った」(尾石)
尾石はこの後たった1週間で全ての曲の歌詞を書き上げた。
卍1/25卍
博多Drum Be-1での初ライブ。
綾戸を除く3人はこの日新しいバンド名が「造天寺」だと初めて知らされる。
この日の来場者アンケートで「このバ
ンドが1回限りの限定ユニットになるのか、存続した方がいいのか?」という、
ある意味「ずるい」質問を投げかけ、アンケートに答えた全員が「賛」と解答。
バンドの存続が決定した。
「維新が解散した時、和雄さんとまた一緒に演るなんて思ってなかった」と梶原は振り返る。
2月
卍2/9卍
天神徒楽夢でのライブ。
この日からソロ活動を始める予定だった狂声尾石。
しかし、造天寺を結成したという事で、急遽浦川との2人のユニット、
「造天寺拳法」での出演となった。
椅子に座っての弾き語りアコースティックライブで、楽曲の良さを再確認する事になった。
3月
卍3/8卍
久留米創世でのライブ。
この日は梶原の親戚の結婚披露宴での演奏となった。
機材一式持ち込んでの遠征は結成したてのバンドとしては異例で、
この経験がバンドの結束力を高めることとなった。
卍3/15卍
初レコーディング。無理矢理1日で終了。
卍3/21卍
天神徒楽夢でのライブ。
4人での初めてのアコースティックライブとなった。
綾戸はボンゴを披露し、梶原は初めてアコースティックベースに挑戦。
この日、第1弾のデモCDを無料配付。
卍3/27卍
天神クラブバタフライでのライブ。深夜のクラブイベントでDJと共演。
客席との距離が近くメンバーがフロアを走り回るエキサイティングなライブになった。
因みに、この月浦川&梶原は造天寺に集中したい、との理由から
もうひとつやっていた新ユニットへの参加を断念。
一夜限りのライブを終了。
綾戸、「Suns or cloud」を脱退。
4月
卍4/7卍
2回目のレコーディング。慣れもあってか、前回より早く終了。
卍4/12卍
熊本Drum Be-9でのライブ。
久々のライブハウスでのエレクトリックのバンド演奏になったが、
張り切り過ぎて若干カラ回りの感も否めない。
卍4/15卍
Drum Be-1でのライブ。
狂声尾石風邪気味で調子が出ず。
しかしながら、バックの3人は今までで1番手応えを感じていたステージだった。
この日、第2段CDを無料配付。
5月
卍5/2卍
Be-1では初めてとなるアコースティックでのライブ。
「この日でアコースティックの活動を一旦凍結する!」と宣言してのぞんだステージ。
バンドのノリも、狂声尾石のヴォーカルもMCもなぜか好調で
「今までで一番よかったんじゃない?」
「アコースティックも3ヶ月にいっぺんぐらいは演ってもいいかなぁ」
なんていう声も聞かれたりして…。
「リバー」等、ライブではなかなか聴けなくなる曲の聴き納めという事もあり、
なかなかレアなライブになった(ハズ?)
卍5/25卍
3rdCDのレコーディング。
今までにないキツいレコーディングになった。
レコーディングに入るための全員練習を2時間しかしておらず、
不安と焦りの中「本当に間に合うのか?」という嫌な空気がメンバーの中を漂っていたが、
例によって例の如く無理やり一日で終了。
にも関わらず出来上がったものは今までで一番凝ったサウンドになってるという…
確実に造天寺がバンドとしてステップアップしていることを実感。
卍5/28卍
久々のライブ。会場は対バンを観に来た十代の若い女の子でいっぱい(笑)
あきらかに造天寺に困惑している様子(笑)
この日から狂声、「俺はあんまり喋らない」と決め、
いつもの面白いMCもなく、クールなステージになった。
この日、全員での練習がほとんどできなかったにもかかわらず、新曲「五臓六腑」を披露。
卍5/29卍
前日から引き続き京都のバンド、「DESTINY」と対バン。
ちょっとしたカップリングツアーみたいになった。凄くいい人達で、仲良しになる。
レコーディングとミックスで練習が思うようにいかな
かった前日のライブがいい練習になったのか、いつもの調子を取り戻し、
前日よりも手応えを感じるライブになった。
客席は盛り上がってなかったが「今日もクールなイメージで行く」と決めていた狂声、
特にMCで客席をアオったりすることもなく、矢継ぎ早に曲を披露。
リーダー綾戸は前日は使用しなかったサイドスネアを「呼吸の瞬間」で使用。
6月
卍6/16卍
こなれてきた感のあるBe-1でのライブ。
PAや照明の人とももう数回目ということもあり、
更に音源も聴いてもらっているということもあり、リハもスムーズに。
この日、何故か狂声がジャンケンを嫌がった為(笑)
代わりにジャンケンした浦川の活躍(?)でトリ(出番が最後)に。
客数は月曜日ということもあり、多くはなかったがノリは良かった、らしい。
この日も「俺は喋らない。クールにいく。」と決めていた狂声。
メンバーからは「チューニングできない。水飲めない。」と大ブーイング。
が、しかし、本番始まったら喋る喋る(笑)ライブ告知を忘れてしまうぐらい(失笑)
3rdCDの収録曲「心の叫び」を初披露。
卍6/28卍
初のlogosでのライブ。
この日は通常ブッキングながら造天寺とはちょっと毛色の違う(?)スカコア系(?)のイベントの様相。
明らかに造天寺に戸惑っている客席(笑)しかしながら序々に会場を造天寺のペースに…持ち込めず(笑)
不完全燃焼か?と思われていたが、アンケート集計の結果一部の方々の心には届いていたみたい。少し安心。
造天寺として初めてのLogosは広いし、音も良く、モニターも良好。照明も○。
だからこそ、演奏とパフォーマンスに反省の残るこの日のライブだった。
この日もライブ告知忘れる(笑)
卍6/30卍
初めての長崎Be-7、リーダー、入り時間を間違える。
1時間遅く入るとこの日の対バンのJUELLのメンバーが待っていた。
しかし、怒ってはいない様子。長崎って暖かい(笑)
28日のビデオを観ながら反省会をみっちりやった結果、
この日のパフォーマンスは今までで最高の出来。
決して広いとは言えないBe-7のステージ上を普段以上に動き回り、
狂声は前転でステージに戻るパフォーマンスを2回もサービス(笑)
かかと落し3連発も繰り出す(笑)
また、この日はトークも舌好調!観客からは異例の「MCに拍手」が!
やはり長崎って、暖かい(感動)
7月
卍7/13卍
初めてのビブレホール。
浦川、梶原共によく出演していた会場なので懐かしくもあり、
勝手知ったる…で演り易くもあり、で。
この日は3時入り。
どしゃ降りの雨の中ビブレの搬入口で荷物を降ろし
車を歩いて10分程の駐車場に停めに行った浦川、
「博多山笠」の交通規制につかまり駐車場についたのは1時間後(!)
バタバタで戻って来るとこの日のメインアクト、
「MAD PACHI-SLOT BLOTHERS」(以下マッパチ)のリハ終了していた。
バタバタで準備を済ませ(因みにこの日、マッパチのGt.テツ氏は
浦川のスピーカーキャビネットを使用していた)
急いでリハ。やはりこのホールはメンバー好みの音。
慣れているせいもありスムーズに終了。
その後メンバー急いでアンケートや販売用CD等の準備をするも
開場してお客さんが入ってくる(笑)
この日のライブ、前回の長崎での勢いをそのまま昇華させ、
狂声尾石のMCは快調、ウケまくる(笑)
某バンドのツアーから帰って来たばかりの綾戸のドラムは
梶原を「本来の綾戸君のドラム」と言わしめる伸びやかな自然体のドラム。
ビデオを観て研究したステージングは更に板についてきた。
それだけに、演奏や曲構成にやや反省の残るライブであった。
が、楽しめたという点では満足度の高いこの日だった。
なにより、スロット好きのリーダー綾戸としては憧れのマッパチと対バンできたことが最高。
打ち上げに誘ってもらい、語り合えたことが最高のひとときであった。
卍7/18卍
4THのレコーディング。
新曲を全員で合わせる時間があまりなく、
今までで一番ハードなレコーディングになった。
やはり一日で無理矢理終了。
この後、ミックス、マスタリングし、
CD50枚焼くのを20日の朝までに終わらせるのに大変苦労した。
卍7/20卍
初の造天寺主催イベント。
と、いっても表向きは通常ライブと変わらないので、それを大きく打ち出すこともなく、で。
この日のメインはグルグル映畫館。
この対バンが決まった時点でメンバーは楽しみにしていたが、
「入り待ち」まで出る人気ぶりに興奮。
内容的には曲順を工夫し、「リバー」を披露したこともあり、大変充実したものだったが、
対バンのグルグル、Deep、10minusが会場を盛り上げ、いい雰囲気の中で演れたことが大きい。
この日はex維新の鶴丸氏がDeepにサポート参加ということもあり
打ち上げは朝まで異常に盛り上がった。
心に残るライブだった。
8月
※浦川日記を参照
8/8 Logos
8/13 FM収録
8/23 Be-9
8/25 Top's
8/27 Geiles
8/28 SR HALL
8/30 ZETTON
8/31 Be-7
9月
9/1 Be-1
9/15 Drum Son 【音壊Vol.4】
9/27 天神徒楽夢
10月
10/11 高田馬場PHASE
10/21 Be-1
10/26 FM収録
11月
11/4 DRUM SON
11/9 FM収録
卍11/18卍 熊本Be-9
SUNS OR CLOUDのヘルプで前日にBe-9に出演の綾戸、
機材は置いたままだし、熊本に宿泊したので「余裕のよっちゃん」状態。
一方他3人は入り時間を1時間早く勘違いしていたこともあり、珍しく(笑)遅刻せずに到着。
高速道路も節約のため80〜90km/hで走行
(この速度が一番燃料を消費しないとテレビでやっていた)したのだが。
早く着くとなんとなく損した気分になるのは悪いクセか(笑)
この日のライブ、最初は全くといっていいほど盛り上がってなかったのが
ライブ中盤から観客が立ち始め、前に来てくれた。
確かな手応えを感じた楽しいライブになった。
アンケートの回収率もぼちぼち。
辛口と評判のBe-9店長福田氏も「以前はバラバラな感じがしてたけど、
今日の演奏は『バンド』やったね」と好評価。思わずニヤリ(嬉)
この日、熊本では初めて(!)対バンさんと打ち上げに。
バンドについて熱く語り合い、実に貴重な時間を過ごさせて頂いた。感謝。
卍11/20卍 Be-1
ヘルプと日程が重なり、
4日連続ライブ&律儀に全部打ち上げにも参加のリーダー綾戸、やはり遅刻(笑)
この日はトップバッターだったのでリハーサルが最後。
4時半ぐらいだったので、遅刻しても問題無し(笑)
この日の演奏は自分達の中ではイマイチ。ステージの構成はおおむね好評。
いい意味で課題の残るライブだった。
この日も対バンさんと打ち上げ。
途中でこの日Be-1で照明してくれたスタッフさんも合流。
音楽について語り合い、楽しく盛り上がった。感謝!
12月
卍12/4卍
2回目の大分。
天気はドッピーカン(死語)狂声はいつものように遠征の前の日から梶原邸に宿泊。
やはり仲良し2人組。
前日まで1週間もずっと風邪でヒーヒー言ってた狂声、本番当日に回復!
メンバーひと安心…と、思いきや梶原が風邪気味に。…伝染して治したのか(笑)
思うように練習できていなかった事もあり、リハ中、
「本番大丈夫かなぁ?」と不安になる一同。
なぜかこの日は造天寺がトリ。
「お客さんが全然残っていなかったらどうしよう?!?!」と不安になる一同。
前のバンドさんの時こそーっと客席を覗いてみたら11人(苦笑)
「こうなったらヤケだ」状態。
「リクエストがあったら(セットリストを無視して)その曲演ろうか??」
なんて話が出たくらい。
実際本番になると結構お客さんは残っててくれたので、
狂声氏は"温度"を上げようと一生懸命喋りMCが長くなってしまう。
演奏は案外本番ではうまくいった(かな?)という感じ。
しかし、アンケートはあまり集まらず(苦笑)
SEを忘れて来たのは痛かった…
12/9
12/31
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